最近、いろいろな国のラム肉や様々な部位を提供するお店が増えてきました。「そんなに違いなんかないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、実は結構違うんです。特に、オージー・ラムは特徴的でわかりやすいお肉です。今日は、だれでも簡単にラム肉をオージー・ラムと見分ける方法を伝授いたします。
大上段に構えましたが、羊は生き物。個体差により違いが大きく、人間がみんな体つきや大きさが違うように、羊も違うのです。こちらの見分け方ですが、6割がたわかる・・・・・ぐらいの感覚で読み物としてお読みいただければ嬉しいです。
■ まずは見た目! 大きなオージー・ラム
オージー・ラムの特徴はその大きさ。各部位で並べてみると一目瞭然です。また、特にラムチョップの場合、脂身が多く「大きいなー」と感じる場合は大体オーストラリア産です。では、なぜオージー・ラムはそんなに大きいのでしょうか??
まず、下記をご覧ください。
飼育期間 | サイズ | |
---|---|---|
オーストラリア | 6~10ヶ月 | 20~24kg |
ニュージーランド | 4~8ヶ月 | 15~16kg |
と、オージー・ラムは他の国と比べて飼育期間が長く、その分大きいのです。羊は成長が早いので、数か月の違いがここまでの違いになります。その、大きさが故の食べ応えで、多くの国でオージー・ラムが喜ばれているのです。
見た目の追記ですが、比較的脂肪分が多く赤身と脂肪のバランスが良いという特徴もありますが、これは部位により違うし、オージー・ラム以上に脂肪が多い国もあるので参考までに。
■ 味の違いもオージー・ラムの特徴
大きさを目で判断する場合のほかに、やや難易度は高いですが味でオージー・ラムを感じる事もできます。肉はどれもそうですが、成長とともに味が濃くなります。脂肪も多くつき、肉としての旨味や食べ応えが出てきます。他国より飼育時間が長いオージー・ラムは必然的に味が濃くなるという特徴があります。
今回はあくまで、読み物としての紹介でしたが、「大きくて味が濃い!」のがオージー・ラムの特徴となります。今度ラム肉を食べるときこのあたりを気にして食べてみてください!
この記事を書いた人
ラムバサダー特派員
ラムバサダーとはメンバーの22名だけではありません。ラム肉を愛する人ならだれでもラムバサダーなのです!
日本中に散らばる多くのラムバサダーたちが「ラムバサダー特派員」です。
彼ら多くの「ラムバサダー特派員」が、様々な切り口でラム肉愛にあふれるお店を紹介していきます。