ワインのスペシャリストで料理家でもある、ラムバサダーの沢樹舞さんによる「ご家庭でできるごちそう料理シリーズ」第3弾は「ラムチョップ」です。
スーパーで手に入るお肉の中でもごちそう感が強いのがこのラムチョップ。特にオージー・ラムのラムチョップは大振りで食べ応え満点。骨付きのステーキサイズが他の国との大きな違いです。また、フライパンでも焼くことができるので、ご家庭での調理も簡単。ごちそうにピッタリの部位です。
せっかくのラムチョップ。何を付けて食べるか迷ってしまいますよね。今回は沢樹さんにおすすめの調味料をご紹介いただきます。ポイントは、焼くときに強めの塩コショウで下味をつけること。
その調味料はこの3つ!
- かんずり・・・新潟県の郷土調味料で、発酵した唐辛子の調味料です。
- 塩麹山わさび・・・山わさびと塩こうじをお好みでミックス!
- 柚子胡椒・・・唐辛と柚子を原料とする調味料。スーパーでチューブでも販売しています。
意外と思われる方も多いのではないでしょうか?羊肉は洋風だけではなく、和風の調味料ともベストマッチ。とくに、脂肪分が甘くて美味しいオージー・ラムは、あっさりな和のスパイスとの相性が特に良いのです。
ご家庭でラムチョップを焼くときに、是非お試しくださいませ!
[この料理にお勧めのワイン]
グリルして香ばしく仕上げたラム肉には、スパークリング・ワインや樽熟させた白がオススメです。
[材料]
ラムチョップ:6本
かんずり、塩麹山わさび、柚子胡椒、塩、黒胡椒:各適量
[調理方法]
1.ラムチョップの両面に強めに塩胡椒し、両面焼きグリルで10分程度焼く。
2.焼き上がったら、柚子胡椒、かんずり、塩麹山わさびを乗せる。
沢樹 舞(MAI SAWAKI)
ワインスペシャリスト/料理家
J.S.A認定ワインアドバイザー
株式会社たべるの 代表取締役社長
世界で最も権威のあるワイン団体シャンパーニュ騎士団よりシュバリエ(騎士)の称号、(社)日本ソムリエ協会よりソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)を授与される。食をテーマにしWEBサイト「たべるの」を運営しながら、自社スタジオでの料理教室や料理本などを通して、ワインと共に楽しむ新しい世代の家庭料理を提案している。