▲飽きのこない伝統のたれが松尾ジンギスカンの最大の特徴。
北海道と言えば、やはりジンギスカン。ジンギスカンは北海道文化遺産の認定も受けており、もはや道民のソウルフードと言っても過言ではありません。以前、筆者が北海道の大学の先生と話していた時に「構内に新しいジンパ(ジンギスカンパーティーの略)場」が出来たという話を聞き、その浸透具合に驚いたことがあります。
さて、ジンギスカンにはたれに漬け込んでいる「味付けジンギスカン」と、たれを焼いてからつける「後付け」の2種類があることをご存知でしょうか?? 後付けは、味のついてない肉を焼いて、それにたれをつけて食べる事。味付けは、たれに付け込んだ肉を焼いて食べる方式のジンギスカンとなります。
今回ご紹介する「松尾ジンギスカン」さんは、この「味付けジンギスカン」の名店であり、北海道にジンギスカン文化を根付かせたお店と言っても過言ではありません。松尾ジンギスカンさんが、お肉屋さんに販促品としてジンギスカン鍋を貸し出し、その鍋をさらに家庭に貸し出すことで、ジンギスカン鍋が北海道に広まった事は有名な逸話です。
▲味付けも種類があり、部位ごとの違いが楽しめます。
おすすめメニューも「60年の歴史のあるたれで漬け込んだジンギスカン一筋!」との事。たれに対するこだわりは強く、誰にでもおいしく食べてほしい!という信念から、生ニンニクを使わないやさしい味。基本は玉ねぎとリンゴですが、それ以外に十数種類のスパイスを配合しているとのこと。たれ漬けは関東ではあまり食べられるお店が少ないのですが、ご飯との相性も良く、ランチに良し、ディナーの良しのジンギスカンです。そして、白いご飯との相性は驚異的!
▲卵をくぐらせて食べる食べ方も・・これまた絶品。
松尾ジンギスカンの方に「オージー・ラムにこだわる理由は何ですか?」と聞いたところ、「オージー・ラムは非常に各部位の肉付きが豊かで、良質であり食肉の原料としてうってつけの原料といえるからです」と、嬉しいお言葉が。まさに、オージー・ラムの良い所をフルに活かしているお店が松尾ジンギスカンさんなのです。
そして、こちらお店が大きい!総席数が121!そして、北海道からジンギスカンとともに、ジンギスカン文化を持ち込んでいるお店ならではの「40名で宴会ができるジンパルーム」完備とジンギスカンでの大宴会も楽しめるお店となっています。
「味付けジンギスカン?」と思った方、まずは松尾ジンギスカンさんに行ってみてください。イメージが必ず変わると思います。
▲これが噂の「ジンパルーム」。
▲お持ち帰りのパック肉。お土産にどうぞ。
▲店舗入口
【店舗詳細】
●店舗名:松尾ジンギスカン赤坂店
●TEL:03-3585-2989
●料理ジャンル:ジンギスカン
●住所:〒107-0052 東京都港区赤坂4-3-6 A-FLAG赤坂 B1F
●営業時間:
[平日ランチ]11:30~15:00(L.O. 14:30)
[平日ディナー]17:00~23:00(L.O. 22:30)
※土日祝はディナーのみ営業
[土日祝ディナー]17:00~22:00(L.O. 21:30)
●定休日:なし
●座席数:総席数:121席/宴会最大人数:40名(着席時)
●個室の有無:3部屋(10名、10名5名)
●禁煙席有無:ランチ禁煙、ディナー喫煙可
●開店日:2011年11月23日
●URL:http://www.matsuo1956.jp/shop/akasaka/