一人焼肉業態としてコロナ下でも店舗数をどんどん増やしている「焼肉ライク」さん。去年も5月に期間限定で羊肉の提供を行ったのですが、今年もさらにパワーアップしてラム肉が帰ってきました！
もちろん羊肉は全てオージー・ラム。
早速試食してきましたが、前回よりさらにパワーアップした羊焼肉定食が我らを待ち受けていました！
羊肉は、去年と比べると1.5倍近く値上げしています。そして、コロナによる物流の乱れはまだ深刻で、日本に羊肉自体が入ってきにくくなってきています。その中で、去年と同価格でお肉を手に入れるためにオーストラリアからの独自の仕入れルートを構築したその情熱を紐解いていきます。
●売れそうだから・・・・ではない。1年がかりのルート作り。
そもそも、チェーン店がこのように始めると、一部の羊肉好きがあまり考えず「儲かるから始めたんだ・・・・」と、すぐに邪推しますが、羊はそんなに気軽に始められないし、
手間もかかります。そして、今は羊肉はめちゃくちゃ高い！！なので、こんなことやっても焼肉ライクさんも利益ほとんどないと思います。
では、なぜやるのか？？そこには「チェーンの焼肉屋だからこそ、食肉文化の選択肢を増やす事をやりたいし、出来る！」という熱い担当の方たちの思いがあるのです。
今羊肉は日本にほとんどありません。
少ない羊を各社がまずは量販店中心に供給し、その後飲食店に回す形になっています。「手に入らないなら自分で持ってくる！」と、焼肉ライクさんは何とオーストラリアからの独自の仕入れルートを構築。それだけ今は羊肉は希少で、さらに、「冷蔵（チルド・生ラム）」は貴重なのです。
※どれだけ今羊が貴重かはこちらのコラムより。
https://lambassadors.com/jp/220328.html
流通と加工の強みも焼肉ライクさんの特徴で、食肉工場で肉のプロがカットし、構築した輸送網を使い、新鮮で安定した羊肉を全店舗へ供給しています。
新鮮で、脂肪と赤身のバランスが良いお肉は今まで焼肉店として構築して来た技術と努力のたまものなのです。
●ジンギスカン店に行かない層にリーチする「焼肉店」の力。チェーン店が「羊」に取り組んでくれる影響力
羊肉＝ジンギスカンのイメージを持つ方が多いのですが、世の中には焼肉店には行くが、ジンギスカン店が選択肢に入らない方が結構いらっしゃいます。その方たちは世の中に羊肉がある事すら意識していません。しかし、気軽に入れる焼肉チェーンで羊肉を置くことにより、ついでに頼まれたりする機会がぐんと増えます。
これは、羊肉のすそ野を広げるためには非常に大事な事です。
また、店舗数が多い業態が羊肉を扱ってくれるインパクトはやはり大きく、「羊肉って今こうなんだ」と、多くの人が思ってくれる良いきっかけにもなるのです。
●そして、何よりお手頃価格で美味しい。
姿勢に感動しっぱなしでしたが、お肉ももちろんおいしいです。
肩ロースとウデ肉なのですが、肩ロースはジューシー。ウデ肉はカットを工夫しているので、脂肪と赤身のバランスも良く、程よいラム感もしっかりあってお米が進みます。
お米は岩手県産ひとめぼれ。しかも固めに炊いていて羊の脂をしっかり吸って無限に食べれます。（※新潟駅前店のみ別品種）
いや、まじでこれはやばい。そして、タレは敢えてベーシックな「ベル食品」まさに、隙のない配置です。
●チェーン店の心意気を見た取材でした
最後に感じた事は、焼肉ライクさん羊肉をやる理由はありません。利益にならないし、手間もかかる。
それ故さらに「食もだけど文化も作っていきたい、それが羊なんです」という熱い気持ちを感じました。「スプリングラムの切り口で、焼肉にも旬を作りたい」との切り口も、改めて、羊の良さを教えられました。
チェーン店の場合、開発している人などの顔や思いが前に出て来ることはありません。個人店では思いもよらない制約や縛りの中、多くの人がより良い物を出そうと努力しています。
今回は、そんなチェーン店の底力や思いを感じることのできる良い機会でした。まずは食べて、チェーン店の本気是非体験してみてください。
▲左から、肩ロース、ウデ肉。どちらも脂と赤身の具合が丁度いい。
●キャンペーン詳細
【実施期間】2022年4月29日(金)〜6月15日(水)
【実施店舗】全店舗（熊本下通店を除く79店舗）
【メニュー】
・スプリングラムジンギスカンセット：1,480円
・スプリングラム＆上ロース＆ハラミセット：1,680円
・スプリングラム＆牛カルビ＆豚カルビ＆牛ホルモンセット：1,280円
・スプリングラム単品：580円
・野菜（キャベツ＋たまねぎ）：250円
▲肉は厚切りにし、味付けはシンプルに塩とコショウのみです。お好みでベル食品「成吉思汗たれ」や常備しているタレをかけてお楽しみください。
※店舗数量限定
※売り切れ次第終了
※価格は全て税込
※画像は全てイメージです
この記事を書いた人
ラムバサダー特派員
ラムバサダーとはメンバーの22名だけではありません。ラム肉を愛する人ならだれでもラムバサダーなのです！
日本中に散らばる多くのラムバサダーたちが「ラムバサダー特派員」です。
彼ら多くの「ラムバサダー特派員」が、様々な切り口でラム肉愛にあふれるお店を紹介していきます。
