▲羊のお店とは思えない、スタイリッシュな外見。
恵比寿駅西口から徒歩1分。全面ガラス張りのおしゃれなお店が「LambU」です。最初はあまりにもスタイリッシュで、通り過ぎるところでしたが、お店に入るとラムの香りが店内に漂い期待を高めます。店内は満席。羊を焼く熱気があふれる店内に自然にテンションも上がって来ます。
こちら、以前紹介した「ぶち」の系列店。オープンは今年の11月と旬なお店です。メニューが多すぎて悩みに悩んだ結果、お店のおすすめのコースにしました。
和風の感じがして優しく美味しい「ラムタンスープ」からはじまり、「パクチーチョレギサラダ」「キムチとナムル8種盛り合わせ」とすすみ、系列店で食べて感動した「炙りとろラムユッケ」が登場。オーストラリア産の肩上ロースを使用しているユッケは赤身肉としての羊の旨さ、脂の甘さがバランスよく感じられる絶品。スパイスとして使用されている、山椒がさら味を引き締めます。
と、前菜系料理で盛り上がってきたところで
▲炙りとろラムユッケ。たまごを最初割らず、半分食べてから混ぜると味が変わって美味しい!
次に「おまかせ5種もりあわせない」の登場。普通焼肉屋さんですと、きれいに盛り合わせで出て来るのですが、このお店は、1品ごとに提供。その理由としては、下味が付いていたり、専用のたれがあったりと、1品ごとにエッジが立っているから。
新しい羊のお店は、肉質の良さを感じてもらうためにあまり下味をつけない場合が多いので、こちらは逆の考え方なのですが、これがまた美味しいのです。
例を挙げると、オージー・マトンにスパイスで下味をつけた物には葱とごま油ベースのソースで。マトンの力強いラム感がスパイスと葱の風味とミックスされ、程よい歯ごたえも丁度良く焼きあがります。
▲薬膳辛口ベースと食べるラー油。八角の味がきいてて美味しい。
特製すき焼き醤油ベースと卵黄も、焼けて溶けだした甘いラムの脂と、甘い醤油だれが混ざり合ったラム肉に、卵黄をつけるとごはんがたまらなくなります。羊肉温すき焼きが、かつて名物である地域があると聞いたことがありますが、なるほど、これなら牛肉にも負けません!
個人的にお気に入りは豆乳グリーンカレーベースとパクチー。グリーンカレーのスパイス感とハーブ感。そして、程よい辛さがラム肉にこんなに合うとは!・・・そろそろきりが無くなりますからやめますが、「味付けジンギスカン(焼肉ですが)」の新しい可能性を感じさせるお店でした。
こちらのお店は、「オージー・ラムを食べてから、ラム肉の可能性に気づき、ラムのお店を始めた」とおっしゃるように、オージー・ラム愛全開!使われているお肉もオージー・ラムとなります。
肉の質を楽しむ、生ラムジンギスカンも大好きですが、工夫やアイディアが生きる、味付けジンギスカンもやはり美味しい。
ちなみに、コースはこんなについて4千円台なので、コストパフォーマンスも最高に良いお店でしたよ。
▲〆のグリーンカレーもまた美味しい。
【店舗詳細】
●店舗名:LambU(ラムユー)
●料理ジャンル:羊焼き肉
●住所:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1丁目4−17 GINZA K2ビル 1階(恵比寿銀座通り)
●営業時間:【月~木】18:00〜25:00
【祝日前(平日の場合)・金】18:00〜27:00
【土・日・祝】17:00〜24:00
※土・日・祝日は小学生以上は17:00〜20:00まで入店OK
※新型コロナウイルス流行期につき、営業時間等変更になる可能性があります。
●定休日:年末年始
●座席数:20席(カウンター8席、テーブル席12席)
●個室:無
●開店年月日:2021年11月17日
●URL:Instagram、linktree
この記事を書いた人
ラムバサダー特派員
ラムバサダーとはメンバーの22名だけではありません。ラム肉を愛する人ならだれでもラムバサダーなのです!
日本中に散らばる多くのラムバサダーたちが「ラムバサダー特派員」です。
彼ら多くの「ラムバサダー特派員」が、様々な切り口でラム肉愛にあふれるお店を紹介していきます。